人質への非難に驚く米社会

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「不可解」な日本? 人質への非難に驚く米社会 [ 04月24日 18時46分 ]
共同通信


 【ロサンゼルス24日共同】イラク日本人人質事件で、解放された人質が日本国内で冷淡に扱われたり、非難の声を浴びていることに、米国で驚きが広がっている。善意を尊び、職務の使命感を重視する米国人の目には、日本での現象は「お上」(政府)が個人の信条を虐げていると見え、不可解、奇異に映っているようだ。
 米主要紙には22日から23日にかけ「OKAMI(お上)」や「JIKOSEKININ(自己責任)」という日本語が並んだ。
 ロサンゼルス・タイムズは「敵意の渦中への帰還」という見出しで人質への対応問題を特集。
 小泉純一郎首相が政府の退避勧告を無視しイラク入りした人質を、自己責任論を振りかざし非難したと伝えた。同紙は、対照的な例として、カナダの人道援助活動家の人質が地元モントリオールで温かい歓迎を受けた例を紹介、日本の例は「西側諸国とはまったく違った現象だ」と評した。

小泉内閣メールマガジン 第138号 ==================== 2004/04/22-05/06

 現在のイラクをめぐる情勢の中にあっては、いかに善意でイラクに行って
も、人質にされたらどれほど多くの人に迷惑をかけるかということも考えて
いただきたいと思います。

「どれほど多くの人に迷惑をかけるかということも考えて」というメッセージが、どれほど、個人が主体的に判断し行動しようとすることの妨げになっているか、どれほど、無責任に安全な場所でニヒルなことばっかり言っている奴らを力づけるか、どうしてわからないんだろう?