安全地図に「ホームレス」 広島県警、指摘受け修正へ

 広島県警が業務委託している防犯パトロール員らが作製した「安全マップ」に、「違法駐車多し」などの記載とともにホームレスの居場所を示す記載があり、県警は「不適切な表現があった」として13日までに、修正することを決めた。
 「安全マップ」は市民の防犯意識を高めるため、広島市福山市の5種類計300枚が作製された。A3判カラーで、年末までに小学校や町内会に配布する予定だった。
 「車上狙い多発地域」「子ども飛び出し注意」「違法駐車多し」などとともに「公園内にホームレス」などの記載があった。「人権侵害ではないか」との指摘があり、削除することを決めたという。(共同通信
[12月13日11時29分更新]